2023年11~12月 タイ東北部の旅行 - シーサケート

シーサケートの街は、やはり歩いている人は決して多くはないものの、感覚的にはスリンよりは少し賑やかなように感じました。
特に夕方以降の駅周辺のナイトマーケットの賑わいはなかなかのものです。

街の中心は基本的には駅の南側でよさそうです。
ただ北側も、グーグルマップを見ると何もないというわけではなさそうで、特にテーパー通り/Thepha Rd/ถนน เทพา沿いは商店や飲食店が多く立ち並んでそうに見えます(遠いので行きませんでしたが)。

飾り付けをしているおばちゃんたち(ワンルークスア通り)

市内交通

状況はスリンに近く、交通手段は豊富ではありません。

路線バス

バンコクのような路線バスは、ありません。

ソンテウ

一度だけホテル前を通っているのを見ました。
駅やバスターミナルでは全く見ませんでした。
謎です。

メータータクシー

バスターミナルには客待ちタクシーがいます。
しかし道にはほぼ流しのタクシーは走っていません。
道でつかまえるのは至難の業。

トゥクトゥク

全く見ませんでした。
ないか、限りなくないに近いと思います。

バイクタクシー

駅やバスターミナルには客待ちしているバイクタクシーがたくさんいました。
道でもたまに見かけます。
道で拾うのも不可能ではないでしょう。

自転車タクシー

バスターミナルでは客待ちしています。
道を走っているのも時々見ました。

Grab

使えました。
一度バイクタクシーを呼んだところ普通に来ました。

Bolt

シーサケートはサービス対象地域外のようで使えないです。

maxim

シーサケートはサービス対象地域外のようで使えないです。

見どころ

市内には特になし(言い切るなあ・・・)。

県内にはクメール遺跡が点在しており、その一つにカンボジアとの国境紛争でニュースにもなったプレアビヒア寺院があります。
この寺院はタイとカンボジアの国境をまたがって存在しており、その時の情勢によって観光客に向けては開いたり閉じたりするらしい。
南イサーンのクメール遺跡ではコラートのピマーイ遺跡、ブリーラムのパノムルン遺跡と並ぶ主要スポットのようで私も若干心が動いたが、面倒くささが勝利し行ってません。
ちなみにプレアビヒアカンボジア側の言い方で、タイ語だと微妙に違うようです。

ホテル

スリンに比べると絶対数があまり多くなさそうな上、スリンと同様Agodaでの取り扱いはもっと少ないです。

以下は私が泊まったホテルです。

ケートシリホテル โรงแรมเกษสิริ

特に欠点は見当たらない良いホテルだと思います。
一般的なホテルタイプで、個人的にはもう少しアパートというかゲストハウスっぽい方が好みです。
少なくともタイにおいては、その方が快適な気がします。

しかしこのホテルは、とにかく立地が良かったです。
駅は近いし、バスターミナルにも何とか歩いていけます(荷物が重くなければ)。

8階だったので眺めはよかった

1泊550B、Agodaで約2,300円でした。

食事

スリンよりは食べるところはたくさんある感じです。

ワンルークスア通り

食べ物屋が集中しているエリアの一つが、ワンルークスア通り/Wan Luk Sua Rd/ถนน วันลูกเสือ、の一区画。↓この辺。

カフェ

シーサケートには、なぜかおしゃれで小ぎれいなカフェが多いです。
めちゃくちゃ多いです。本当に。
いや、うん、いいよ。素敵なことだと思うよ。
でも一体どうしてこうなった。

いずれにせよこれはシーサケートの大きな特徴といっていい。

そしてその代わりなのかどうかは分からないが、タイのスタンダードな飲み物屋台は少ないです。ほぼ絶滅状態。

ナイトマーケット

駅前通り(南側)で東西に渡ってあります。
スリンのものに比べると人もたくさん集まってきて賑やかです。
ぐるぐる回るだけでも楽しい。
酒を売っている店もあり座って食べる場所もありますが、混雑していてなかなか席は取れなさそう。

スリンのように飲み処が集中しているエリアはなく、分散しています。
それ自体はまあいいとしましょう。
しかしその飲み処の数はあまり多いとは言えません。
かもたまたまかもしれないがどの店も客入りは少なく、寂しい感じがしました。
率直に言って、残念ながら今回訪れた4都市の中では最も苦しいと言わざるを得ない。

一応私が見た店をリストアップしたいと思います(必ずしも中に入ってはいません)。
これはごく一部で他にもまだまだある・・・と思いたいところですが正直そんな感じではない。
もうシーサケート人は居酒屋を捨てカフェに集中することにしたのだろうか。
シー酒ートの看板を下ろすのだろうか。

もし可能性があるとすれば、駅の北側かもしれません。
北側に出たすぐの辺りは寂れているのですが、最初の方に書いたようにもっと進めばもう少し賑わっているエリアもあるように思えます。

念のため、以上すべて私の超個人的感想ですのでご了承ください。

Leo's

午後8時。
しーんと静まり返った道をとぼとぼと歩いていきます。
この道は隣県ウボンラーチャターニーへと至る国道226号です。
グーグルマップによれば、この先に「LEO'S SISAKET」なる店があるはず。

しかしこの時間になると人通りは一切なく、車もめったに通りません。

街灯が少ないので暗い足元に注意しながら歩いていると、もう引き返してしまおうかという考えが頭をよぎります。本当にこの辺にあるのか、周り中真っ暗じゃないか、もしかしてコロナ禍で閉店してしまったのかもしれない、ああきっとそうだ、だいだいタイ人すら誰もいないのにこんなところを一人で歩いていてバカじゃないのか、何をやってるんだ俺、そもそもなんで・・・あ


あったぁ☆


店は道路から少し奥まったところにひっそりとたたずんでおり目の前まで来ないとわかりにくいです。

ちなみにですが、グーグルマップに載っている店でも行ってみるとなかったり、廃屋だったりすることはしょっちゅうあります。
まあそれは日本でもそうか。

 

前置きが長くなりました。

ここはビールの種類が豊富な店で、特にドラフトビールが10種弱ありました。
名前を見ても分からないのでいちいちスマホで調べると、基本的にベルギービールのようです。
そしてこれらのドラフトビールは試飲させてくれます。
お言葉に甘えて2,3種類飲ませてもらい、気に入った銘柄を注文しました。

立ち並ぶビールサーバー

店員さんは若い男子女子ですがみんなフレンドリーです。
まあタイ人は基本フレンドリーだけど。
女の子の制服はかわいかったです。
いや女の子もかわいかったですよ?(誰に言ってる)

しかし、海外ビールだけあって高かった。
グラス(500mlくらい)2杯で500B。
だがウマかった。

料理もいろいろありました。頼んでないけど。

なお店名はタイのリオビールとはおそらく関係ないと思われます。

Godang24 โกดัง24

外から見ただけですが生演奏バーのようです。

Keep Factory

外から見ただけですが生演奏バーのようです。

Oasis

ギャラリーデザインホテルの敷地内にあります。
野外生演奏ステージになっていて、結構広いです。
しかしそれだけに人が少ないと余計に寂しい・・・。

Grace

私が泊まったケートシリホテルのレストランです。
レストラン兼バーみたいな感じ。

i-bar

プロムピマーンホテル/โรงแรมพรหมพิมาน の敷地内にあります。
おそらくディスコかと思います。

オームーガタ โอหมูกระทะ

その名の通りムーガタ屋です。
まあレストランですけど、飲めるということで。

ここ(だけ)は地元の皆さんで大変賑わってました。

ムーガタセット(二人前くらい?)250B、チャーンビール大瓶1本90B。

おまけ : プラサート サカムペーンヤイ

県内の観光スポットの中で、プラサート サカムペーンヤイ/ปราสาทสระกำแพงใหญ่ というクメール遺跡が、県都ムアンシーサケートから割と近くにあり公共交通機関で行けるので、見たい!というよりは行きやすいということで行ってみました。

ムアンシーサケート〜ウトゥムポンピサイ市内

まずは ウトゥムポンピサイ/อุทุมพรพิสัย という街まで行きます。
バスターミナルからウトゥムポンピサイ行きのロットゥーが、朝から晩まで40分おきに出ています。

ウトゥムポンピサイまで30分強かかりました。
街に着くと、この場所の前辺りで降ろされます。
(小さな街なのでバスターミナルはないようです)

またムアンシーサケートへ行くロットゥーも、この対面が出発地点になってます。

ウトゥムポンピサイ市内〜遺跡

ロットゥーを降ろされた場所から遺跡まで、歩くと2kmくらいあります。
散歩がてら歩くのもいいし(私は歩きました)、降りたところでバイクタクシー等を待つか、あるいは駅まで行けば客待ちのバイクタクシーがいます。
といっても駅まで800mくらいありますが。

しかし、バイクタクシー等に乗った場合、帰りも乗りたいなら遺跡を見学中待っててもらう必要があります。
そうするとやはり割高になる可能性があります。
(遺跡には客待ちタクシーの類はいませんでした)

遺跡はそんなに大きくない

遺跡と同じ敷地内にワット サカムペーンヤイという寺院もありますが、ワットの方も含めて30分もあれば全部見て回れます。

私が行った時は、タイ人の団体さんが観光バスで乗り付けてきて、ワーッと見て、ダーッと去っていきました。