Wikipediaによれば、ブリーラム県の人口は約158万人で、東北地方ではコラート、ウボン、コーンケーンに次いで4番目に多く(ウドーンターニーよりもわずかに多い)、タイ1都76県全体で見てもバンコク、チェンマイ、チョンブリーのみが上位に加わり7番目となります。
で、ムアンブリーラムの街の様子はどうかというと、あまり栄えているとは言えません。
下位のスリンやシーサケートと比べると、同じくらいか多少マシといったところです。
もっとも県の人口が県都の人口に比例しているとは限らないです。
あとタイは人口が首都バンコクに集中しすぎているというのもありましょう。
街の中心となるのはやはり駅とバスターミナルの周辺だと思います。
駅とバスターミナルはやや離れているので、中心が二つあるような感じです。
市内交通
状況はスリン・シーサケートに近く、交通手段が十分にあるとは言いがたいです。
路線バス
バンコクのような路線バスは、ないです。
ソンテウ
ないです。
と思いきや、念のため帰国後調べてみたらなんとあるようです。マジか。
Wikipediaによると、2路線あり、1つは駅とカオカトーン森林公園/วนอุทยานเขากระโดง、もう1つはバスターミナルとmakro/แม็คโครを結ぶ線のようですが、残念ながら私自身は見てません。
メータータクシー
バスターミナルには客待ちのタクシーがいます。
街中ではほとんど走っていません。道で拾うのは至難の業。
トゥクトゥク
駅・バスターミナルには何台かいます。
街中にもたまに走っているが、多くはないです。
バイクタクシー
駅・バスターミナルには何台かいます。
道で拾うのは至難の業。
自転車タクシー
1台だけ見かけたが、ほぼないと思った方がいいでしょう。
Grab
試してないが、使えると思います。
Bolt
ブリーラムはサービス対象地域外のようで使えないです。
maxim
ブリーラムはサービス対象地域外のようで使えないです。
見どころ
市内にはサッカースタジアムとサーキットがありその筋では有名なようで、物好きな人はわざわざ日本からやってくるようですが、私はそれほど興味ないので行ってません。
他には特になし。
また他県と同様、県内にはパノムルン遺跡などクメール遺跡などが点在しているようだが行くのは面倒。
ホテル
グーグルマップでみるとホテルの数自体は結構ありそうなものの、やはりAgodaでの選択肢が少ないです。
バスターミナルの周辺が一番多く、駅周辺にもちらほらといった感じでしょうか。
そのどちらかにする方が無難かと思います。
便利なので。
私のオススメはもちろん駅周辺(理由は以下)。
タイホテル
大胆な名前です。
このホテルは駅に近いです。
ということはバスターミナルは遠いです。
しかし重要なのは飲みエリアが至近にあること。
飲んでて店の人や酔客(他人のことは言えないが)と話していると、「どこに泊まってるの?」と何回か聞かれましたが「タイホテルだよ」と答えると皆さん「じゃあ大丈夫だね」みたいな反応をされました。
(注 : 歩いて帰れるね、という意味かと思います)
バスターミナルに行きたければ、一旦駅まで行ってトゥクトゥクやバイクタクシーに乗ればよし。それかGrabで呼ぶ。
ホテル自体はまあ可もなく不可もなし、設備問題なし(ただし冷蔵庫はなかった)。
1泊550B、Agodaで約2,200円。
食事
バスターミナルや駅周辺には食べるところがたくさんあります。
もちろん街中にもたくさんありますが、他の街にも言えることですがまんべんなく散らばっているというより何軒かかたまっていることが多いので、そういうところを見つけたら覚えておくと困らないです。
イサーンミッドナイトマーケット
この名前はグーグルマップに載っているもので、これが正しいか分かりません。
ナイトマーケットというより屋外フードコートみたいな感じ。
飲みエリアに近いので、その名の通り夜遅くまでやっていれば飲んだ後(もしくは途中)で利用できるのですが、残念ながらそんなに遅くまでやってないです。
また特にイサーン料理というわけでもないです。
これとは別にグーグルマップにはナイトバザールというのもありますが、行ってません。
飲みエリアのクァィティアオ屋
飲みエリア(下記)内のトルアン/โต๊ะเหลือง という店の正面辺りにクァィティアオ屋があります。
周辺の飲み屋に合わせて遅くまでやってます。
グーグルマップには載っていないようです。
タイホテル近隣のカオトム屋
ここも夜遅くまでやっており(もしかすると24時間)飲んだ後に便利です。
グーグルマップには載っていないようです。
酒
グーグルマップでざっと見ると、スリンのような集中型のようですが、集中しているエリアが3か所ありそうです。
3つもあるだけですごいですが、うち2か所は街の中心から離れており不便です。
(バイクタクシーなどを使って行ったとしても飲んだ後帰る手段がなくなる)
よって現実的には1か所となりましょう。
でその場所は、グーグルマップでエリア表示ができないので表現が難しいのですが、下図の、道が「日」の形になっているエリアです。
かなり狭いエリアですが、飲み処が密集していいます。
ホテルの項目でも触れていますが、バスターミナルより駅の方が近いです。
バスターミナル付近に宿を取るとちょっと遠くなってしまいます。
18-19時くらいには店は開き始めるが、早い時間は人が少ないです。
22時くらいからようやく賑やかになってきました。
以下、何軒かピックアップします。
やや「日」から外れている場所もありますが、それでもすぐ近くです。
Bamboo Bar
ファラン向けっぽいバーです。
ファランがいます。
しかしタイ人もいます。
というのを外から眺めただけで入ってません。
昼からやってる雰囲気です。
そうであれば昼から飲める貴重な店。
Castle Black
カクテルバーのようで、守備範囲外なのでパス。
ビールもないってことはないでしょうけど。
Mariejane Club
バーのようですが外から覗くと何かおしゃれな雰囲気だったのでスルー(弱い・・・)。
Amster Ram
小さめのバーです。生演奏はついてなかった気がします。
入ると常連客っぽい人たちでカウンターは全て埋まり、一方でテーブル席には誰もいないという状態で、しかたなくテーブルに座りました。
しかし店長っぽいオジサンと従業員の女の子たちが親切なので快適に飲めました。
チャーンCold Brew大瓶1本90B。
Zubante ซูบานเต
飲み屋街の中心からは少し外れたところにありますが、行ってみます。
ちょっと外れただけでもう通りは薄暗く、静かです。
人気のない道を進んでいくと、ガラの悪そうな犬の集団がいます。
こちらをなめ回すようにジロジロ見ています。
目つきが悪いです。
今にも因縁をつけてきそうです。
どうしよう。
とりあえず少しでも距離を取るため道の反対側に回り、様子を見ながらそろそろと進むことにします。
いやいやあたしはただの通りすがりのモンで、旦那方のお邪魔はしませんからへっへっへみたいな感じで愛想笑いをしながら進んだら、通してくれました。
まあ徒党を組む犬というのもあまり見たことがないので、飼いならされた犬かもしれません。
でたどり着いたのが、生演奏バーです。
残念ながら私が行った時はガラガラでした。
というかまず犬を何とかした方がいいんじゃないのか。
ガラガラだったのもあって店員さんたちはフレンドリー。
女性店員は一見ホステスっぽい格好をしているが、普通の店員です。
いや状況によってホステスになるのかも。
カラバオビール大瓶1本90B。
Buddy By Bus บัสดี้ By Bus
生演奏バーです。
ここははっきりホステスがいます。
ただの女性店員ではなく、テーブルに付いてもらい、飲み物をおごってお話するホステスです。
10人以上いたと思います。
ホステスは呼んでも呼ばなくてもいいです。
呼ばなくても営業に来ますが、全然しつこくはないです。
客層は地元のタイ人がメインと思われます。
女性客グループも普通にいました。
チャーンビール大瓶1本99B。
Full House
ディスコ/クラブです。
上記のような生演奏バーとは違い、しっかり防音された、大音量で音を鳴らすハコモノです。
店の前でたむろしていたギャルたちに聞いたところ、ここはEDMよ!とのこと。
音楽のことはあまりわからないが、入ってみるとなるほどEDMと言われればそうなんだろうという音楽がかかっています。
が、途中から普通のタイのバンド演奏になってしまいました。
入った時は12時を過ぎてましたが、まだ続々と若者たちが来ました。
若者と言っても女の子の方が圧倒的に多いです。
閉店したバーの従業員が流れてくるのかな?
短パンサンダルでも入れます。
注文するたびに払う先精算制。
スリンにも同名の店がありました。系列でしょう。
タワンデーン マハーソン ตะวันแดง มหาซน
これもハコモノです。
イサーンディスコです。
いやディスコとは言わないのかな?
イサーンステージを見ながら飲み食い(踊り)するアレです。
出演者は何組かいて1曲もしくは数曲ごとに交代で、派手な衣装で歌う(踊る)アレです。
楽しいですね。
毎日見たら飽きると思うけど。
客層は老若男女といった感じ。
短パンサンダルでも入れます。まあイサーンだし(偏見か?)
チャーンビールCold Brewのピッチャーが220B。
帰る時に払う後精算制。
スリンにも系列店がありました。
いやスリンどころの話じゃない。
どうやらウボンにもあったらしい。
さらにコラート、コーンケーン、ピッサヌローク、チェンマイ、チェンラーイとイサーン内外に広く展開しているようです。
たわんではいなかったです(何が)。
Speed
これもハコモノです。
一応ディスコかな。
普通のバンド演奏でした。
22時頃、扉を開けてちょっと覗いたところ、マジで一人も客がいない(スタッフしかいない)ようだったので慌てて退散しました。
1時頃リトライしたら多少客がいたので入りました。
短パンサンダルでも入れます。
注文するたびに払う先精算制。
S class
店の前にいた、番をしているっぽい女性によると、カラオケとのことです。
カラオケはあまり好みでないので入ってません。高いし。
アキラ居酒屋
日本風居酒屋です。
わざわざタイまで来て日本居酒屋でもないだろうということで入ってません。
Am Feel แอมฟิล
一見するとクァィティアオやカオマンガイの屋台食堂みたいな趣きだが、客は食事ではなく酒を飲んでます。
しかも皆さん3本セットで飲んでます。
今回は入らなかったが、長期滞在したら最終的にはここに一番入り浸るような気がする。
トルアン โต๊ะเหลือง
入ってません。
そもそも飲み屋なのかなあ?それすらよくわからん。
Crucible Club
飲み屋じゃないのですが間違えそうなので書いておきます。
ビリヤード屋です。
一瞬扉を開けて中を覗いてみたが、ガチでビリヤードをしたい人のための場所と思われます。
酒があるかどうかすら怪しい。
その他の集中エリア
私がグーグルマップで見てバー類が集中していると思った残り2つのエリアです。
1か所目
地図では1点だけ示してますがこの周辺ということです。
昼間行ってみたのですが、ファランのたまり場になってました。
2か所目
同じく、この辺り一帯という意味です。
中心部からは相当離れています。